この2頭の犬は飼い主の事情により、半年ほど
まえから週に1度しか餌をあたえられず、餓死
寸前のところを保護されました。
もう1頭の犬は残念ながら通報を受ける前に
すでに餓死してしまいました。
写真では毛並みもよく見えますが、実際に体に
触れると骨が浮き出ており、少しの段差も上れ
ないほど筋肉が衰えている状態です。
散歩もさせてもらえなかったので、爪は伸び
放題、歩くとカチカチと音を立てます。
山奥に放置された犬達は週に一度の餌をもら
える日をじっと待って生きのびてきたのです。
散歩もしない、水も餌もやらない、飼育放棄され
人里離れた山奥で飼い主を信じ、恨むことなく
死んでいったもう1頭の犬を思うと心が痛みます
犬は鎖につながれ、その一生を飼い主にすべて
ゆだねたもとに飼育されます。
このような悲劇をくりかえさないためにも、これ
から犬を飼おうと思われている方は、今一度考え
てみてください。